2019年3月、最高に「じょんじょん(海士のことばで“わくわく”)」するお祭りをプロデュース
私が今住んでいる海士町は、人口約2,300人の小さな島。
島には、3つの福祉法人があり、それぞれに高齢になった方が入居して生活を送れる施設を持っています。
「最後までワガトコがええに決まっとっで」
島には入院施設がなく、さいごまでワガトコで生き生きと暮らし続けたいというお年寄りの願いをかなえるうえで、そんな3つの福祉施設が最後の砦となって重要な役割を果たしています。
そんな福祉施設で暮らす入居者さんたち。
車があればどこにでも行ける本土の福祉施設と違って、入居者さんはほとんどが海士で長い人生を過ごされてきた方たちです。
普段は各法人の施設で暮らす入居者さん達が、三法人合同のお祭りがあることで【島の同窓会】のように一堂に会し、「おぉーあんたまだ生きとったかね」「元気にしとるようで良かったわ」と再会を喜びあえたらめっちゃ素敵!!という介護職員の思いから生まれた祭り企画。
地域の人や、高校生、各施設の福祉職員、Iターンでこの島にやってきたエネルギー溢れる人たち・・・少しずつ色んな立場の人が想いに賛同し、準備を重ねてくれています。
企画をみんなで考え。
時に「本当にこれ実現できるのかなぁ・・・」とマンパワーや入居者さんの体力、場所の制限等を考えると頭を抱えてしまう瞬間もしょっちゅうですが(;´Д`)
そこで生まれるであろう、入居者さんや関わる人たちの笑顔を、仲間と一緒に思い描ける瞬間は、たまらなくじょんじょん。
早く、そんな光景が見たくて、課題と向き合うつらい時間も、アイディアが降りてこないしんどさとも何とか向き合えてる。
そんな毎日。
入居者さんにとっても。
そのご家族にとっても。
関わるスタッフにとっても。
この二日間が最高にじょんじょん!な時間になりますように。
一スタッフとしてみんなの頑張りを応援しつつ、下記facebookページで準備状況を発信していきます。
「いいね!」やシェアで応援してもらえたら、とても嬉しい。
イベント詳細
月日:2019年3月9日(土)、10日(日)
対象:島の福祉施設の入居者さん約70人、そのご家族、福祉施設職員、ボランティア
内容:
入居者も一緒に楽しめる民謡と踊りのステージ
入居者にスポットライトがあたるファッションショー
それぞれの嚥下機能、趣向に合わせた食事の楽しみ
これまでの長い人生の物語を高校生が入居者に教えていただく対話の場
対話の場で集まった人生の物語を当時の写真や作品、昔道具と共に紹介する展示
入居者自身が発信者の一人となって島内外に魅力を発信するコンテンツ作り
メイクやプロカメラマンによる撮影でじょんじょんな一日を形に残す
セラピストによるアロマテラピーで癒しの体験
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